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AFS京都支部学生代表

森川真帆

グローバル地域文化学部3回生 

アジア・太平洋コース

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ーAFS京都支部とはどういった団体ですか?

 

AFS京都支部では主に海外からの留学生の受け入れと日本人中高生の海外への派遣、海外から日本に来る留学生と日本人中高生の国際交流イベントの企画・運営を行っています。私が具体的に取り組んでいることとしては留学生の受け入れ担当、今年のサマーキャンプの担当をしています。AFS京都支部のメンバー数、活動規模としては、今は学生が様々な大学から50人くらいと社会人が10から15人ぐらいです。社会人といっても全員社員さんではなく、学生と同じくボランティアとして活動しています。社会人の方もおられますが、基本的には学生が主体となって取り組んでいるのがAFSの特徴です。そのメンバーが庶務部、会計部、広報部、受け入れ部、国内産業活動部、LP部、FF部、派遣部の8つに分かれて活動をしています。FF部というのはホストファミリーを見つけるFamily Findingの略で、主に受け入れ家庭を探す役割を担っています。ホストファミリーを探すこととその申し込み手続き全般をFF部が管轄しています。LP部は留学生1人につき2人つく相談役をまとめるのが役割です。そしてAFS京都支部全体の集まりは月に1回行い、さらに個々が参加しているイベントやプログラムに応じて週に1~2回集まり活動しています。

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―どのようなことがきっかけでAFS京都支部の活動に参加するようになりましたか・

 

私が高校生の時にAFS京都支部が主催する国際交流イベントであるサマーキャンプに参加しました。そこでスタッフとしてボランティア活動する大学生を見て、かっこいい!私もいつかこんな大学生になりたい!と刺激を受けました。そのときからAFSのボランティアとして活動することへ憧れを持ち始めたことがきっかけです。

苦労したことはボランティアではあるけれども留学生の1年間や半年間を私たちが預かるので、すごく1人1人の責任が大きいです、だから留学生が問題を起こした時とかは、責任は問題を起こした本人にもあるけれど私たちがそれをどうやって解決の方向に導いていくかとかを考えないといけないのでそういったことが大変です。あとはAFS京都支部では社会人と学生が共同でやっているんですけど、どこを社会人が担当してどこを学生が担当するとか、役割分担などで学生と社会人の意見の食い違いとかがあった時に苦労することもありました。他にも、やはり日本では他国と比べホストファミリー文化が根付いていないこともあるので受け入れてくださるホストファミリーを探すのも苦労しますね。AFSではホストファミリーもボランティアなので、有償のホストファミリーとかもたくさんある今だからこそ、無償でしかも生活費などもホストファミリーが負担するということになっているのでやはりホストファミリーは見つけにくいのが現状ですね…。ホストファミリーに関してはネットで募集をかけて直接京都支部の方に連絡をいただく場合もありますし、チラシなどをお店に置かせてもらったりとか、そういった公募活動もしています。あとは国際交流イベントに参加した中高生だったり日本から留学に行った中高生のご家庭が受け入れてくださるという形もあります。今言ったように苦労もたくさんありますが、やはりその先にAFSの活動を通してでしか得られない、留学生の成長や留学生とのかかわりといった喜びがあるので頑張ることができます。

みなさんはAFSという団体を知っていますか。

学生にとって留学ってとても勇気がいりますよね。

AFSは留学に関することを学生と社会人が協力してサポートしている団体です。

今回はそんなAFSの京都支部学生代表を務める森川さんにお話を聞きました。

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―海外からの留学生の受け入れや交流とは具体的にどのようなことをされているのですか?

 

先ほど言ったように受け入れに関してはAFS京都支部では留学生1人につき相談役の学生が1人と、社会人が1人の合計2人が相談役について、あとはホストファミリーを見つけてそのホストファミリーと留学生のサポートをし、支えていくのも学生です。留学生との交流に関しては留学生が来日してすぐと、1カ月後、半年後、帰国前のオリエンテーションを行っています。日本から留学を目指す方へは留学説明会を行っていて、さらに留学に行く前のオリエンテーションを2回行っています。帰国した後もオリエンテーションを行っています。

 

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―AFS京都支部の活動を通しての喜び、苦労を教えてください。

 

私は特に受け入れと国際交流イベントを担当しているので、日本に来たばかりの留学生の状態と帰るときの留学生の状態を比較した時にすごく成長している姿を見たりとか、最初は日本語が全然喋れなかった子が日本語をマスターして帰っていく、そしてまた何年か後に日本に家族で遊びに来たりとかそういう繋がりを見るとすごくいいなあと思います。他にも国際交流イベントの方でも、今まで国際交流に興味のなかった日本人の中高生がイベントに参加したことでホストファミリーをすることに興味を持ってくれたり、今度は自分が留学に行ってみようとかそういうきっかけに繋がっていくことが嬉しいです。

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―今後のAFSでの目標、森川さんの夢などをお聞かせください。

 

AFSとしての夢はもっとAFSの活動を多くの方に広く知ってもらって、日本人留学生の派遣だったりホストファミリーの受け入れをもっと色々な人に知ってもらいたいです。そして異文化交流の機会をもっとみんなに持ってもらいたいという思いがあります。それと、現在AFS京都支部ではスタッフを募集しています。なので、ぜひ大学生の皆さんは学生ボランティアとして、またホストファミリーとして、AFSの活動に関わってもらえたらいいなと思います。AFSの活動で得られるものには色々なものがあるのでそういったものをみんなで共有できたらいいなと思います。私個人の夢としては、将来もこういった異文化交流とかに関わっていけたらいいなと思っています。具体的にはまだ明確には語れませんが、そういった機会を提供できるような仕事に就ければいいなと思っています。

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